子供の頃から夏休みは毎日図書館に通うほど、本が大好きでした。
林真理子さんとの出会い
この本の筆者、林真理子さんの作品と出会ったのは中学生のころ。
親戚のお姉さんの自宅に遊びにいった際にたまたま本棚で見つけ、何気なく読み始めたのがこの本でした。
食べるたびに、哀しくって・・・
売れ残りのアンパンを飯釜で炊き上げた子供時代、
(この描写がまたおいしそうで一度食べてみたい…!となってしまいます。)
働き者の叔母さんと畑で飲んだコーヒー牛乳、友人が作る納豆トーストや青春の立ち食い鮨など、
食べることが大好きな真理子先生の食べ物の記憶とその記憶を通して垣間見える時代背景がとっても楽しく、また切なく、タイトルに反して私は、読むたびに、楽しくって・・・と心の中でいつも呟いておりました。
この本をきっかけに
林真理子作品は全て読むようになり、
また食べ物エッセイにもだいぶハマって未だに見かけては買ってしまいます。
まだAmazonとかもなかった時代、本屋で見つけられなくてお姉さんの家に行く度に読ませてもらい、古本屋を巡ってようやく買えた思い出があるのですが、最近(といっても数年前かな)、新装版が出たので嬉しくてすぐに買ってしまいました。
食べ物エッセイの名作だと思います!
ぜひ読んでみていただけたら嬉しいです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00GUBWD8U/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
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